自分用メモ「失敗には理由があるが成功は偶然の積み重ね」

年の問題もあるのだと思うけれどNHKの仕事の流儀とか、そのとき歴史が動いたとか、報道系番組とかビジネス系読み物を前にも増してみるようになっていた。だけど最近成功した人に心酔するのは違うのだと思うようになった。その人たちの真似をしても仕方がないのだ。失敗には理由があっても成功した理由はない。失敗の原因を知識として積み重ねて失敗を避ければ成功できるのかといえばそれは絶対に不可能だ。なぜなら数ある失敗の原因には必ず相矛盾するものがある。ある失敗を避けることが別の失敗の原因になる。典型的で誰でも経験があることが、確認不足のために失敗するということと、確認を待っていたために失敗するケース。


そして必ず失敗する秘訣は「危険を冒さない。リスクをとらない。」ということ。


自分のベストを尽くした上でリスクをとれる度胸がほしい。


・・・ということを北浜七段対中村四段戦をみて感じた。トップ棋士でいうと光速の寄せ谷川は言わずもがな、羽生、佐藤あたりは一手勝ちをねらう感じ。鉄板流(ご本人はお気に召さぬようだが他のニックネームを知らないので)森内、激辛流丸山は一番安全な手ではなく、もっとも辛い手を差している印象があるのである。