NULLポインタ、NULキャラ、ヌルストリング、0

NULL

NULLポインタは無効なポインタを示しどんな有効なポインタと比較しても等しくならないことが保障されている。ポインタを要求する文脈で0が現れるとコンパイラはそれをNULLポインタに変換する。処理系によってNULLポインタのビットイメージがすべて0であるかは限らないし、型によって異なるマシンコードに落ちるかもしれない。
可変長引数の中やプロトタイプ宣言が無い関数の引数に0を渡すとNULLポインタに変換できないかも知れない。

NUL文字

ナルキャラ、終端文字、ターミネータともいう。文字列の終端を表す特別な文字。8進数の0を表しその値は0である。

ヌルストリング

""空文字列のこと。ナルキャラ一文字だけが設定されている。

整定数であるが、ポインタが必要な文脈ではコンパイラはヌルポインタを生成する。また論理型が無いC言語において0は偽と解釈される。