プログラマの心得の一般解

ウェブを漂っているとこんな文言にぶち当たった。
「楽して儲けるために努力する」
ちょっとショックが走った。

プログラマの人は知っている人が多いと思うけどプログラマの心得に以下のものがある。
「楽をするために努力せよ」
「どんなに苦労をしても手を抜け」

プログラマじゃない人にはピンとこないかもしれないけど結局プログラムっていうのは優秀なでくの坊であるコンピュータに仕事をさせる手順書をかいているわけです。であるからして手順を整理して書いてあるのと行き当たりばったりで書いてあるのとでは効率が全然変わってくる。


たとえば料理でいうとご飯を炊くのには30分から1時間くらいかかるじゃないですか。おかずを作ってからお米をとぐのとご飯を炊いている間におかずを作るのでは食事にありつける時間に大きな差が出るのはわかりますよね。同じことがプログラムにもいえるのです。スキルがある人が書くプログラムは美しささえ感じるときがあります。それに比べてへぼいプログラムは読む気も起きません。


品質のよいプログラムは「はやい」「やすい」「うまい」のですがそこに至るまでの鍛錬なしにはできないのですよね。
・・・というようなことで
「どんなに苦労してでも手を抜け」
となるわけです。

ということが頭にあると「楽して儲けるために努力する」というのはプログラマの心得の一般解だなーと思った次第。