why? who? when?
戸並さんのブログにて
ユーザーが「照会画面を作ってくれ」と言ったら,「どんな画面にしましょう?」と言うのがSE脳(How)です。「何故必要ですか?」と質問するのがコンサル脳(Why)であり,ソリューションです。Whyを発することができるかどうか?そのためには会話が成立する必要があります。ユーザーとの間で,ビジネスドメインで一部分でも情報共有がなれればコミュニケーションは成立しません。業務知識はその一つです。
この部分を読んではて、自分はwhy?と考えているか思い返してみる。
自分の場合whyではなく、who,whenが出てくる。
いつ、誰、が出るのはある程度業務背景が
わかっているからだ。それすらない場合はwhyが出てくるだろう。
私は年齢の割りにSEのキャリアが薄いが、以前の職でものづくり
を徹底して刷り込まれたので常にユーザ、使う場面を意識するようになった。
それを意識しないとユーザが使えないシステムになってしまう。
自分もシステム会社の新卒に教えるほうの立場になった。
新人研修でシステムの設計をさせるのだが、いつも突っ込むのは
- そのシステムを使うのは誰?
- 誰にそのシステムを売り込もうとしているのか?
- 誰がシステムを使うことによるメリットを得るのか?
という点だ。研修としてやらされている感があるのも一因なのだろうが
そういうことを真剣に考える癖を早いうちにつける必要がある。
プログラムは手段であって目的ではない。
それがわかっているエンジニアはくいっぱぐれないと思う。